アニメ映画「好きでも嫌いなあまのじゃく」(柴山智隆監督)の公開記念舞台あいさつが25日、東京都内で行われ、声優を務めた小野賢章(34)、富田美憂(24)らが出席した。

 新進気鋭のクリエーターが集まり世界中から注目を浴びるスタジオコロリドの最新作。小野が演じた主人公の人間の少年・柊と、富田が演じた鬼の少女・ツムギの交流を描いた青春ファンタジー。24日から劇場公開され、Netflixでも世界配信された。

 作品の魅力を聞かれた小野は「ロードムービーというのもあって、(柊とツムギの)2人がいろんな人と出会って心境が変わるのが丁寧に描かれているのが魅力。どの世代、どの立場から見ても共感できると思う」と話した。

 主題歌と挿入歌にはバンド「ずっと真夜中でいいのに。」の楽曲を起用。富田は「先日、ライブにご招待いただいて見に行って来ました」と話すと、仕事で行けなかった小野は「うらやまし過ぎる!」と悔しそう。

 富田は「いい席で見て、主題歌も挿入歌も聴いたので、劇場で(映画を)見るのが楽しみになりました」と声を弾ませると、サプライズで同バンドのボーカル・ACAねからのメッセージがスクリーンで流れた。