◇6日 中日2―0巨人(バンテリンドームナゴヤ)

 中日は6日の巨人戦(バンテリンドームナゴヤ)に2―0で快勝し、2連勝で勝率を5割に戻した。

 盤石の投手リレーだった。まずは6回1死で斎藤が、梅津の後を受けて登板。丸には初球を中前に運ばれたが、佐々木は1球で一ゴロ併殺に仕留めた。7回は斎藤が先頭の吉川に右前打を打たれたところで清水にスイッチ。岡本和を「自信になる一球になりました」という152キロの直球で空振り三振に仕留めた。後続も危なげなく抑えて無失点。開幕からの無失点試合を斎藤が「14」、清水が「15」に伸ばした。

 8回は松山だ。先頭の代打・長野に右翼線への二塁打を打たれたが、その後は3人をピシャリ。9回は絶対守護神のマルティネスが、一新された特別演出で登場。2死から岡本和に二塁打を浴びたものの、萩尾を右飛に打ち取った。今季初の3連投も物ともしない投球。リーグ最速で10セーブに到達した。

 今季は既に6度の延長戦を戦うなど、中継ぎ陣にとってもタフな試合が続く。それでも14勝のうち11勝が3点差以内。救援陣の踏ん張りで接戦をものにしている。