◇22日 ソフトバンク―楽天(京セラドーム大阪)

 ソフトバンクの山川穂高内野手(32)が1回に先制本塁打となる両リーグトップの11号3ランを放ち、両リーグ通じて一番乗りでシーズン40打点にも到達した。

 1死一、三塁の場面で楽天の先発右腕・荘司康誠投手(23)の4球目、低めの153キロのストレートをすくい上げ、左翼席にたたき込んだ。これで42打点となった。チームはこの日が41試合目で、1試合1打点以上を記録している計算だ。

 打線はその後もチャンスを呼び込み、近藤が四球を選んだ後、前日の楽天戦(みずほペイペイ)で4安打2本塁打6打点を荒稼ぎした栗原が右翼フェンス直撃の二塁打。続く中村晃に四球を許して塁が埋まったところで荘司はKO。継投した右腕の松井友飛投手(24)から海野が2点適時打を放ち、初回だけで一挙5点をたたき出した。前日は23安打21得点と打線が爆発したが、球場がみずほペイペイドーム福岡から京セラドーム大阪に変わっても勢いは止まらなかった。