◇24日(日本時間25日) パドレス0―8ヤンキース(サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が本拠地でのヤンキース戦に先発し、3回に3本塁打を浴びるなど5イニング3分の2で被安打9、7失点の大乱調で6回途中で降板。4月2日のカージナルス戦以来の今季2敗目(4勝)を喫した。4月30日のレッズ戦から続いていた自身の連勝は「4」でストップした。

 前回登板のブレーブス戦で7イニングを無失点に抑え、日米通算200勝を達成したダルビッシュだったが、この日はヤンキース打線に捕まった。初回先頭のボルペに三塁打を許すと、3番のジャッジの左犠飛で自身の連続無失点記録は「25イニング」でストップした。

 それで緊張の糸が切れたのか、3回に悪夢が待っていた。2死からソトに右中間への2ランを浴びると、続くジャッジにはスライダーを左翼へ運ばれた。さらに後続に左翼フェンス直撃の単打でつながれ、スタントンにも左翼への2ランを浴びて0―6とされた。レギュラーシーズンでの1イニング3被弾は2022年7月のドジャース戦以来、2度目だった。

 4回も先頭のトーレスに中越えソロ本塁打を許して計7失点。昨年7月以来、自身4度目となるメジャーワーストタイの1試合4被弾で、6回途中にマウンドを降りた。勝てば野茂英雄に並ぶ日米通算201勝目となったが、次回登板に持ち越しとなった。(写真はAP)