◇26日 J1第16節 名古屋1―1京都(豊田スタジアム)

 名古屋グランパスは前半35分に先制を許したが、後半30分、ボランチのMF椎橋慧也のミドルシュートで同点に。勝ち点3は得られなかった。

 前半途中でMF小野雅史が負傷交代した。小野は相手のクロスに対して右足を高く振り上げた。その場で座り込むと、左脚を気にするそぶりを見せ、プレー続行不可能となり、前半28分、急きょMF中山克広を右ウイングバック(WB)に投入し、右WBのMF和泉竜司が左WBに移った。

 失点シーンは、京都のMF平戸太貴のふわりとしたパスから、FW豊川雄太の抜けだしを許し、ダイレクトで沈められた。

 後半6分、左FKのこぼれ球からシュートを受け、ポストに救われるあわやの場面。同12分にグランパスはFW山岸祐也、FWユンカーを投入した。

 30分、そのユンカーがペナルティーエリア右でキープし、マイナス方向へのパス。椎橋のトラップは高く浮いたが、ボレーで打ち込むと、京都のDF宮本優太のヘディングクリアがゴール右へと向かい、ゴールネットを揺らした。

 同36分にMF倍井謙を投入し、勝ち越し点を狙ったが、追加点は生まれず。勝ち点1を分け合った。