一人暮らしを始めると、なるべく食費は節約したいという方が多いでしょう。 しかし、仕事をしていると毎日3食すべて自炊するというのはなかなか難しいかもしれません。   1日1食お昼ご飯くらいはコンビニの弁当に頼ってしまうという方もいるかもしれませんが、自分で作った弁当を持参した場合はどのくらい食費が変わるのでしょうか。   この記事では、弁当を持参するとコンビニで弁当を購入するよりどのくらい節約になるのかをご紹介します。

コンビニ弁当を平日毎日購入した場合の費用

まずは、コンビニ弁当を平日毎日購入する場合の食費がどのくらいになるのかを見てみます。
 
マイボイスコム株式会社の「『コンビニ弁当の利用』に関するアンケート調査」によると、コンビニ弁当の購入費用の割合は多い順から下記の通りです。

●450円〜499円:27.8%
●500円〜549円:22.0%
●400円〜449円:18.7%
●350円〜399円:12.2%
●550円〜599円:6.7%
●600円以上:5.0%
●300円〜349円:4.5%
●299円以下:1.7%
●無回答:1.6%

仮に450円の弁当を平日毎日購入しているとすれば、1ヶ月(20日間)では約9000円食費がかかる計算になります。
 

自炊で弁当を平日毎日作る場合の費用

次に、自炊で弁当を平日毎日作った場合の食費がどのくらいになるのかを見てみます。
 
全国農業協同組合連合会の「現代人のお弁当事情に関するアンケート調査」によると、自分で弁当を作る際にかかる費用は1食あたり200円以上300円未満と回答した人が一番多いという結果となっています。
次いで100円以上200円未満との回答も多く、弁当を自分で作る人の約半数は300円未満に抑えているようです。
仮に1食あたりにかかる費用が250円で平日毎日弁当を作るとすると、1ヶ月(20日間)では約5000円食費がかかる計算になります。
 

弁当を持参すれば、コンビニ弁当を買うよりも月に4000円ほどの節約になる可能性がある

今回参照した調査結果によると、コンビニ弁当1食の購入費で一番多いのは450円〜499円です。
仮に450円だったとすると、1ヶ月で約9000円の食費がかかる計算になります。
 
自炊で弁当を作っている人が弁当1食にかけている食費は200円以上300円未満が多いという結果になりました。
仮に250円だとすると、1ヶ月では約5000円になります。
 
コンビニ弁当を購入するよりも、自分で弁当を作って持参する方が1ヶ月あたり約4000円安い計算になります。
 
毎朝弁当を作って持参するというのは、仕事が忙しい方にとっては大変なことかもしれません。
その場合は、前日の夜に作ったおかずの残りを入れたり、冷凍食品を使用したりといった工夫をすれば効率的に弁当を作れるでしょう。
 
食費を節約したいという方は、少しずつコンビニ弁当を購入する日を減らし、弁当を持参する日を増やすことから始めてみてはいかがでしょうか。
 

出典

マイボイスコム株式会社 【コンビニ弁当の利用】に関するアンケート調査(第11回)
全国農業協同組合連合会 現代人のお弁当事情に関するアンケート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー