米財務省は160億ドル規模の20年債入札を実施した。結果で最高落札利回りは4.635%。テイルはマイナス0.2ベーシスポイント(BPs)。6回入札平均は0。応札倍率は2.51倍と過去6回入札平均の2.61倍を下回り需要は弱かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は70.76%と、過去6回入札平均の68.3%を上回った。



テイルを好感し、好調な入札結果を受けて米国債相場は一段と下げ止まった。10年債利回りは4.41%まで低下。ドル買いが一段と後退し、ドル・円は156円45銭で伸び悩んだ。ユーロ・ドルは1.0825ドルから1.0845ドルまで上昇した。