米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月30日-5月1日会合分)を公表した。



その中で、参加者が第1四半期のインフレデータに失望、最近のデータが利下げへの一段の自信につながっていないとの見解が明らかになった。また、もしインフレが持続的に2%に向けて低下しなければ長期にわたり高金利維持することを議論した。さらに、様々なメンバーが追加引き締めも支持する意向を示したことが明らかになった。



結果を受けて米国債は再び売られ、10年債利回りは4.41%から4.43%まで上昇。ドル買いも強まり、ドル・円は156円63銭まで上昇し、14日来の円安・ドル高を更新した。ユーロ・ドルは1.0819ドルまで下落した。