23日の東京市場でドル・円は反落。日銀の国債買入れオペ据え置きで円売りが先行し、一時156円89銭まで上昇。ただ、157円台は日本の為替介入ゾーンとの警戒感から円売りは後退。午後は米金利の失速で朝方の安値を下抜け、156円54銭まで値を下げた。

・ユーロ・円は169円88銭から169円29銭まで下落。

・ユーロ・ドルは1.0812ドルから1.0834ドルまで値を上げた。

・日経平均株価:始値38,803.13円、高値39,129.47円、安値38,617.43円、終値39,103.22円(前日比486.12円高)

・17時時点:ドル円156円70-80銭、ユーロ・円169円70-80銭

【要人発言】

・デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁

「利下げの規模や回数は決まっていない」

「今後数カ月の金利上昇は基本シナリオではない」

・オアNZ準備銀行総裁

「インフレ率が2%に達する前に緩和を始めることは可能」

「政策判断は特定のデータに依存しない」

【経済指標】

・独・5月製造業PMI速報値:45.4(予想:43.5、4月:42.5)

・独・5月サービス業PMI速報値:53.9(予想:53.5、4月:53.2)

・ユーロ圏・5月製造業PMI速報値:47.4(予想:46.1、4月:45.7)

・ユーロ圏・5月サービス業PMI速報値:53.3(予想:53.6、4月:53.3)