フランスのマクロン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、ウクライナ兵の訓練について、教官らを複数国の連合で派遣すると明らかにしました。

マクロン大統領は7日、フランスを訪問中のゼレンスキー大統領と会談し、フランスが開発した戦闘機「ミラージュ2000」を供与し、ウクライナのパイロットや整備士の訓練を始めることを正式に発表しました。

ウクライナ兵4500人を訓練することも改めて表明し、指導する教官などについてはフランス単独ではなく、複数国の連合でウクライナに派遣すると明らかにしました。

関係国の間で合意ができており、数日中に最終決定するということです。

訓練がウクライナ領内で行われることにロシアの反発が予想されますが、マクロン大統領は「特定の能力、特定の条件下では、ウクライナ国内で訓練を行う方がはるかに効果的かつ現実的だ」と主張しました。