モドリッチは大幅な減俸を呑む覚悟も…

 スペイン1部レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが今季限りで契約満了を迎えるなかで、契約延長はせずに退団が濃厚になったと、スペインメディア「Relevo」が報じた。

 9月に39歳を迎えるモドリッチはクラブでの出番は激減したが、それでも現役続行を望んでおり、レアルとの契約延長を希望していると伝えられてきた。

 レポートによれば、モドリッチは契約延長のためなら大幅な減俸など経済的な努力は惜しまないとしているもの、レアル側は延長のオファーを提示することに賛成していないという。

 昨夏に加入した20歳のイングランド代表MFジュード・ベリンガムが主力に定着したほか、19歳のトルコ代表MFアルダ・ギュレルなど未来のスター候補が後に控えていることもあり、「サンティアゴ・ベルナベウのスポーツマネジメント部門は一時代の終わりを迎えると考えている。アルダ・ギュレルのような若手に道を譲る時だ」とモドリッチの退団は濃厚だと報じられている。

 レアルは今夏にフランス1部パリ・サンジェルマンからの退団を表明したフランス代表FWキリアン・ムバッペも加入することが有力視されている。2012年から12年にわたって中心選手であり続けたモドリッチは今夏にチームを去ることになるのだろうか。

FOOTBALL ZONE編集部