ボルシア・メンヒェングラートバッハに所属する日本代表DF板倉滉が、2022/23シーズンのセリエAで優勝したナポリへ移籍するかもしれない。イタリアメディア『カルチョナポリ24』が同選手について言及し、ナポリの会長を務めるデ・ラウレンティス氏が探していた日本人選手である可能性があると報じている。

 板倉は2022年7月にマンチェスター・シティからボルシアMGへ完全移籍。昨季は公式戦25試合に出場し2アシストを記録していた。ボルシアMGとの契約は2026年6月まで残っているが、ナポリでプレーする韓国代表DFキム・ミンジェのバイエルン・ミュンヘン移籍が濃厚となっており、その後釜として板倉の獲得を考えているようだ。

 同メディアによると、ボルシアMG側が望んでいるのは1500万ユーロ(約23億3000万円)だが、ナポリ側が提示したオファーは1200万ユーロ(約18億6000万円)だという。同メディアは「板倉滉がキム・ミンジェの代わりにナポリの次の守備陣の選手になる可能性がある。板倉はデ・ラウレンティスが探していた日本人選手かもしれない」と伝え、板倉の獲得に期待を寄せた。