<日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク1−4阪神>◇16日◇みずほペイペイドーム

阪神才木浩人投手(25)が7回5安打1失点の好投で、12球団トップの8勝目を挙げた。チームは3タテを阻止し、この日首位広島が敗れたため、ゲーム差は3に縮まった。

初回1死満塁で前川右京外野手(21)が、プロ初の満塁本塁打。岡田彰布監督(66)も「やっぱり大きいよなあ」とねぎらい「左の時でも先発したりな。今がレギュラーポジション取る、そういう過程じゃないか」と評価した。

阪神岡田監督の一問一答配下の通り。

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−前川が初回に

なあ、やっぱり大きいよなあ。満塁いうたらな。昨日と逆になるからなあ。攻めようがなくなってくるからなあ。結局は。ソロやったら、まだあれやけど。

−石川が2回以降立ち直っただけに大きかった

そうやなあ。あんまり先発してないやろ、あれ。なあ。

−最近は強い打球が

いやいやまあ、ずっと1本とか、ヒットもでとったしな。まあそんなに状態良くないと思うけどな。やっぱりクリーンアップ据えたらな、ああいうときに1本な。そら4打席で1本出るのがあん時かランナーいてない時かで大違いやからな。

−ソフトバンクの笹川、広瀬のように若い選手が打てば勢いつく

いや、向こうは8番、9番やないか。こっちはクリーンアップでな、ポイントゲッターになるからな。

−本人にとっても良い1本に

そうやなあ、やっとな左の時でも先発したりな。そういう形で徐々にポジションとれるようにな。今がレギュラーポジション取る、そういう過程じゃないか。左ピッチャーとか対応したり、ある程度できてきたら自信もつくやろうし、守備にしてもな。

−チームの歴史でも高卒3年目でレギュラー狙える選手は少ない

まあな、おーん。そらお前、1人でも誰か出てこんとあかんわ。おんなじようなメンバーではやっぱりな、なかなか勝てへんから。

−才木は

もうなあ、ちょっと今までがな、0−0で後半までいくような展開ばっかりやから、そんな4点入ったから気が抜けるいうかな、それだけ言うたんや、ピッチングコーチに、それだけ注意せえよ言うて。

安心してしまうな、あるかも分からんし、今までがもうそんな、緊迫したイニングばっかり投げとるから。ピッチングコーチにそれだけ注意せえよ言うて。安心してしまうな、そういうのもあるかも分からんしな。そんなんもう緊迫したイニングばっかり投げとるから。

−その中でも四球も出さずに

そうや、コントロールようなったからなあ、やっぱり。

−たっぷり休めたのもあるが、桐敷や岩崎も好投

おおそうやなあ。久しぶりやろ、1週間ぶりか、なあ。まあ、またちょっと休めるやん。

−木浪が心配

おーん。いや心配っていうか、骨折してるんやもん、しゃあない、それはもう。心配もくそも、それはもう抹消や。

−小幡にはこのチャンスに頑張ってもらわないと

まあチャンスや小幡はなあ。

−ソフトバンク小久保監督が、監督対決に負けたけど母校は勝ったと(全日本大学野球選手権決勝で、青学大が早大に2−1で勝利)

ふふっ。もったいないのう、最後も。