プレミアリーグ36節終了時点で、アーセナルは勝点83の首位につけている。来季以降もプレミアリーグ、そしてUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でタイトル争いをするために、今夏も積極的な新戦力獲得に動くようだ。英メディア『TEAM TALK』は、アーセナルが今夏獲得に動くであろう選手について報じている。

 同メディアは、「アーセナルの最優先事項の1つは、デクラン・ライスと並んでより深い位置での役割を果たせる新しいミッドフィルダーを連れてくることだ」と指摘した上で、今夏の最優先候補としてレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディの名前をあげた。

 データサイト『FBREF』によると、ズビメンディは今季リーグ戦31試合に出場。主に中盤でプレーしており、今季記録したプログレッシブパスは152本でリーグ21位、ファイナルサードへのパス本数は136でリーグ18位、さらにタックルとインターセプトの成功回数でも86回でリーグ22位と攻守に渡って優れた記録を残している。

 同メディアは、「バルセロナも獲得に動いているが、契約解除金約5100万ポンド(約81億円)を支払うのが難しいので契約は困難だろう」と指摘した上で、「アーセナルが明らかに本命である。ズビメンディはCLに出場することを望んでいたが、ソシエダは出場権を逃してしまった。アーセナルなら可能だ」と、獲得レースでアーセナルが優位に立っていることを強調していた。

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