チェルシーは現地時間21日、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の解任を発表した。これを受け、英メディア『90Min.』が22日に「監督の仕事に就く可能性のある8人の候補者」と見出しを打ち、新指揮官候補を8人挙げている。その中には、かつてチームで指揮を執った経験のあるトーマス・トゥヘル氏らの名前が含まれている。

 同メディアは、「ファンはセスク・ファブレガスがミケル・アルテタ2.0になるのを待っているが、ここではチェルシーの潜在的なターゲット8名を紹介する」と述べ、以下の候補者を挙げている。

『90Min.』による候補は、セバスティアン・ヘーネス(シュトゥットガルト)、キーラン・マッケナ(イプスウィッチ・タウン)、ヴァンサン・コンパニ(バーンリー)、ミゲル(ジローナ)、トーマス・トゥヘル(バイエルン・ミュンヘン)、ロベルト・デ・ゼルビ(ブライトン)、ルベン・アモリム(スポルティングCP)、セルジオ・コンセイソン(ポルト)の8人だ。なお、()内は今季終了時点の在籍クラブである。デ・ゼルビ氏はすでにブライトンの指揮官を退任している。

 これらの候補に対して、同メディアは様々な見解を示している。ヘーネス監督については「B・ミュンヘンからからの関心を前にシュトゥットガルトを離れるつもりはないと同氏は公言するが、ドイツ国外でのプロジェクトには異なる反応を引き出すかもしれない」と述べ、コンパニ監督に関して「B・ミュンヘンが同氏の周囲を嗅ぎまわっているため、チェルシーはすぐに行動する必要があるだろう」と伝えている。

 また、トゥヘル監督については「『若くて進歩的』という物語には当てはまらないが、同氏はチェルシーのファンと想像を絶する強い絆を築いている」と報じた。トゥヘル監督は2020-21シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でチェルシーを優勝に導いており、すでにクラブで結果を残している。

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