UEFAヨーロッパリーグ（欧州EL）の決勝が現地時間22日に行われた。準決勝で2点ビハインドから追いついて無敗を継続したブンデスリーガ王者のレバークーゼンは、準々決勝ではリバプール、準決勝ではマルセイユを倒して勝ち上がってきたアタランタと対戦した。

　アタランタは12分、PA内に侵入したダヴィデ・ザッパコスタからの折り返しをアデモラ・ルックマンが相手の背後から飛び出し、うまく合わせて先制点を決める。さらに26分、PA外でボールを拾ったアデモラ・ルックマンがドリブルで相手を一人かわして、そのままシュートを放って追加点を決める。

　マンツーマン気味の守備に前半は苦しんだレバークーゼンは後半開始にヴィクター・ボニフェイスを投入し攻撃に厚みを加える。しかし、75分、左サイドでボールを受けたアデモラ・ルックマンがシザースで相手をかわし左足を振り抜き、アタランタがリードを3点に広げる。

　試合はそのまま終了し、アタランタが3-0でレバークーゼンに勝利してEL初優勝を飾った。レバークーゼンの無敗記録は51試合で止まることとなった。

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