ラ・リーガ第38節、レアル・ソシエダ対アトレティコ・マドリードの試合が現地時間25日に行われた。この試合はアウェイチームが2-0で勝利している。ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、今季最終節に先発フル出場を果たすも現地での評価は分かれているようだ。

 今季リーグ戦最後の試合となるアトレティコとの一戦で、久保は2試合ぶりの先発出場を果たしている。試合は、アトレティコの堅い守備ブロックに苦しみ、ソシエダがなかなか決定機を作り出すことができないという展開だった。

 久保は得意としているドリブル突破やパスでアトレティコの守備を突破しようとするものの、なかなか得点にはつながらず。60分には、個人の力で相手のブロックを突破して強烈なシュートを放つ場面もあったが、これは名手ヤン・オブラクのファインセーブに阻まれてしまう。結局、この試合はアトレティコが2-0で勝利し、ソシエダはリーグ最終節を黒星で終えた。

 スペインメディア『ElDesmarque』は、「先発に戻り危険なチャンスを産んだ」と一定の評価をしていたものの、「シーズンは長かった。結局アジアカップ前のような爆発的なパフォーマンスは見ることができずに終わった」と、厳しいコメントを送っていた。

 一方で、スペインメディア『as』は、「攻撃面でもっとも刺激的な選手だった。ライン際ではほとんど彼を止められず、もう少しで素晴らしいゴールを決めるところだった」と、難敵アトレティコ相手に素晴らしいパフォーマンスを発揮したと高く評価していた。

久保建英の順位は? 欧州日本人、年俸ランキング1〜10位
「ドリブルのミスは成功の布石」松井大輔だからこそ分かる久保建英の技術【コラム】
久保建英は何位? 日本人選手市場価値ランキング1〜10位