バルセロナはシャビ監督の解任を発表した。そのため、現地時間26日のセビージャ戦が同監督が指揮する最後の試合となる。英メディア『90MIN』は、解任されたことに対する思いと、将来クラブに戻る意思があるかどうかについて語るシャビ監督のコメントについて報じていた。

 21-22シーズンからバルセロナを率いるシャビ監督だったが、今年1月には今季限りでの退任を発表していた。しかし、4月に一転して来季以降も指揮を取ることが決定。そんな中、同監督は財政面で他のクラブよりも劣っている状況である旨の発言をしたところ、これがジョアン・ラポルタ会長の怒りをかったとみられ、続投から一転再び解任の発表がされた。

 指揮官は、二転三転した自身の去就について、「(解任に至った)理由を語るのは私ではない」と述べた上で、「それはラポルタ会長の仕事だから、彼が答えるべき質問だと思う」と、解任の判断を下した会長に対して公の場で説明するよう求めていた。

 一方で、「恨みはない」と強調し、「バルサの監督になれたことは名誉であり、喜びだった。(将来的に)クラブに戻りたい。なぜ戻らないのか? バルサにいて、バルサのために働くことが好きだ。私は扉を閉めるつもりはない。戻る機会があることを願っている。こんな別れは想像もできないだろうが、私は監督であり、それは起こり得る。(上層部の判断を)尊重しなければならないし、理解しようと努めなければならない。それだけだ」と、クラブへの愛を語るとともに、将来的に再び指揮官として戻る意思があることを明言していた。

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