「霊長類最強女子」の吉田沙保里さんが始球式を行った

■阪神 ー 巨人(26日・甲子園)

 女子レスリングで3大会連続で五輪金メダルを獲得するなど世界大会16連覇、個人戦206連勝を記録し「霊長類最強女子」の異名で活躍した吉田沙保里さんが26日、甲子園で行われた阪神-巨人戦で始球式を行った。

 伝統の一戦で聖地のマウンドに立った吉田さんは大観衆が見守るなか、背番号「30」の阪神のユニホームを着用。山なりながらも外角低めへノーバウンドでのストライク投球。
巨人の丸から“空振り”を奪い、大歓声。見事な投球にどよめきの声もあがっていた。

 この日の試合が「J:COM 超速ネット光デー」として開催され、同社の公式YouTubeで吉田さんは「伝統の一戦で始球式をさせていただけるなんて、大変光栄で夢のようです。聖地のマウンドをしっかり踏みしめて、“超速”ノーバウンド投球を目指します!」などとコメントしていた。(Full-Count編集部)