食品を温める際に便利な電子レンジですが、何にでも使用できるわけではありません。

本来電子レンジで使えないものを温めてしまうと、トラブルや事故につながるおそれがあります。

食材含め、意外と知らない電子レンジNGのものについて話題のInstagram投稿より紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

電子レンジのNGアイテムは多岐にわたる

全ての電子レンジNGアイテムを覚えておくのは簡単ではありません。代表的な電子レンジのNGアイテムやトラブルについて、くらしのマーケット公式Instagram(curama.jp)にて紹介しています。

暮らしをサポートするサービスを手がけライフハックを多数投稿しているくらしのマーケットから、電子レンジの誤った使い方による危険性についても学んでいきましょう。

木・紙製品、漆器など

漆器、竹・木・藤といった木製、レンジ対応ではない紙製品などは燃える可能性があります。漆器は割れたり、塗装が剥がれたりすることもあるほか、木製品は変色やひび割れが起こりやすくなる性質です。

金属類

金属・アルミホイルも電子レンジで使用できません。金属同士は触れ合うと火花が出るため危険です。ただし、茶わん蒸しやプリンなどは例外的にアルミホイルが使用できます。

また、金・銀の採色食器も、電子が反応して火花が散ります。食器に引火するリスクや電子レンジの故障につながるため、使わないようにしましょう。

一部のガラス製品

一部のガラスは、破損のリスクがあるので要注意です。代表的なのはクリスタルガラス、カットガラス、強化ガラス、耐熱性のないガラスなどが挙げられます。

耐熱温度が低い製品

意外と盲点なのは、耐熱性能がないプラスティック容器の存在です。

ポリエチレン、メラミン素材も使用できません。耐熱加工が施された製品だとしても、耐熱温度が低い容器は高温で溶けたり変形したりするおそれがあります。140℃以上を目安に考え、必ず説明書をチェックしておきましょう。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

 

『密閉状態になるもの』は爆発の危険性が

また、ペットボトルやタッパーなど密封状態の容器を電子レンジで温めるのは絶対にやめてください。ふたが外れるか、容器が破損する可能性があります。最悪のケースだと、レンジ内で爆発を起こしかねません。

ちなみに、ウインナーやトマトなどの皮がある食品も爆発する可能性があります。カットしたり切れ目を入れて加熱するといった対策をした上で、電子レンジを使用するようにしてください。

くらしのマーケットの投稿は、暮らしに役立つ便利なアイディアばかりです。読むだけで家事スキルが上がる生活の知恵が得られるので、電子レンジの扱い方以外の投稿にも目を通してみてはいかがでしょうか。


[文・構成/grape編集部]


出典
curama.jp