『レック Presents BEST OF THE SUPER Jr.31』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2024年5月22日)
Aブロック公式戦 ○HAYATAvsケビン・ナイト×

 HAYATAがサバイバルマッチといえるナイトとの同率対決を制し、スーパージュニア4勝目を挙げた。

 初出場となったNOAHのGHCナショナル王者・HAYATAはここまで3勝3敗。7戦目となったこの日、同じく勝ち点6のナイトと対戦した。敗者はブロック突破が絶望的となる生き残りをかけた一戦となった。

 序盤からナイトがケブラーダの構えを見せたが、HAYATAは足をすくって阻止。ナイトの顔面をエプロンに痛打させる。鉄柱攻撃を連発し、顔面への低空ドロップキックを見舞ってから執ようなスリーパーで消耗させる。ナイトも腕へのオーバーヘッドキック、串刺しボディアタック、ドロップキックと跳躍力を活かして反撃。プランチャも放った。

 流れをつかんだナイトはスパインボムで追い討ち。スパイクDDTはHAYATAが阻止し、マンハッタンドロップ、フェースクラッシャーの連続攻撃で挽回。スライディング延髄斬りで後頭部を射抜いた。丸め込み合戦でともにニアフォールに追い込んだが、スパイクDDTを阻止したHAYATAが403インパクトを爆発させて3カウントを奪った。

 HAYATAがナイトを破って4勝目。Aブロック突破圏内に生き残った。首位グループとは2失点差で公式戦は残り2試合。ノーコメントで控室に消えたHAYATAの次戦は5・26代々木大会で藤田との対戦を控える。4敗目を喫したナイトはコナーズと対決する。