いぬのおねだりは、かわいすぎて無視できませんよね。甘噛みをしたり、おもちゃを持ってきたりとさまざまな方法がありますが、X(ツイッター)ではストレートな引き留め方が話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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うるんだ瞳で腕を掴むポメラニアンに反響

「お風呂に入ろうとするお姉ちゃんを引き留めていた昨日のいぬ」

 そんなコメントが添えられた写真には、切実な表情を浮かべるいぬが写っています。

 後ろ足で立ち上がり、“お姉ちゃん”の腕を両前足でしっかりとホールド。大きな瞳をうるうるさせて、じっと顔を見つめています。“お姉ちゃん”を引き留めようと必死な様子です。

 この写真には、Xで1万件の“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「『行かないで』ってかわいすぎる表情ですよね」「お風呂の時間待つの嫌だよね 必死な気持ちわかるよー」「まだお風呂に行かないで僕と一緒に遊ぶワンって、言ってるみたいですね」などの声が寄せられています。

もっと遊びたい! 奮闘するもあっさり諦めるぽんくん

 ユニークかつストレートな引き留め方が話題になったのは、ポメラニアンの男の子で4歳の「ぽん」くん。キュートな魅力を堪能できるXアカウントのフォロワーは3.7万人という人気ぶりです。

 話題の写真が撮影された日、ぽんくんは、リビングにいる飼い主さんの娘さんの元へやってきました。大好きな“お姉ちゃん”が腕立て伏せをすると、背中に飛び乗って遊び始めたそうです。

「しばらくして、私が『そろそろお風呂に入っておいで』と“お姉ちゃん”に声をかけると、ぽんくんは“お姉ちゃん”の腕をぎゅっと掴んで引き留めていました」

“お姉ちゃん”との楽しい時間が終わるのを察したぽんくん。必死のアピールは30秒ほど続きましたが、お風呂へ向かう“お姉ちゃん”を見届けると、何事もなかったかのようにソファで寝ていたのだそう。切り替えが早いのも、ぽんくんの魅力ですね。

一日に何度も決行されるぽんくんの引き留め作戦

“お姉ちゃん”への愛が止まらないぽんくん。普段から、離ればなれになる気配を感じると、すかさず引き留めにかかるのがお約束なのだとか。

「学校へ行く、2階へ上がる、お風呂に入る、歯磨きをしに行くなど、リビングから出ようとするたびに引き留めるので、少なくとも一日に5回はしています(笑)」

 一方の“お姉ちゃん”も、ぽんくんに腕を掴まれるとうれしい気持ちになるそうです。これからもぽんくんは、優しい“お姉ちゃん”にたくさん甘えることでしょう。

○取材協力:ぼく、ポメラニアンのぽんちゃん!(@boku_ponchan)さん

Hint-Pot編集部