勤務していた中学校から発電機など複数の備品を盗んだとして、函館市の教師が逮捕された事件で、函館市教育委員会は会見を開き、謝罪しました。

 函館市の成田秀臣容疑者47歳は、当時勤務していた恵山中学校から、発電機と授業で使用するミシンや音楽機器、あわせて4点を盗んだ疑いが持たれています。

 函館市教委は去年6月、恵山中学校の災害備蓄品の点検をした際に、発電機がなくなっていることに気づき、その後、ミシンなどの紛失も発覚し警察に被害届を提出していました。

 25日午前に会見を開いた函館市教委は、成田容疑者が去年から勤務している桔梗中学校でも、発電機とポータブルストーブがなくなっていることを明らかにしました。

 成田容疑者は逮捕容疑を認めていて、警察は動機や余罪などを調べています。