現地時間5月8日(日本時間9日)、「ロサンゼルス・ドジャース」大谷翔平選手(29)の元専属通訳だった水原一平被告(39)の更なる悪行が発覚した。

アメリカの司法省は水原被告が連邦検察との司法取引に応じ、罪を認めることに同意したと発表。さらに大谷の被害総額が当初報じられていた1600万ドル(約24億8000万円)ではなく1697万5010ドル(約26億3000万円)に上ることや、410万ドル(約6億3500万円)の所得申告漏れも伝えられた。

さらに、SNSで大きな注目を集めた悪行が。なんと昨年9月、水原被告の歯科治療費として大谷選手が6万ドル(約930万円)分の小切手を切ったところ、水原被告はその小切手を現金化し自身の口座に入金。治療費の支払いは、大谷のカードで行ったというのだ。

ただでさえ金を騙し取ったことは大谷への“大きな裏切り”だが、昨年9月といえば、大谷が右ひじのじん帯を修復する手術を受けた、苦境の時期と重なる。

8月23日に右ひじのじん帯の損傷が明らかになった大谷はバッターとして出場し続けたものの、9月4日の試合前に行ったバッティング練習中に右脇腹を痛めることに。その後欠場が続き、同月16日にけが人リスト入り。その結果シーズン終了となっていた。

9月19日に手術を受けた際、大谷はInstagramに《不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが、残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります》と綴っていた。いっぽう水原被告は、大谷が選手復帰に向けて励む最中にもネコババしていたことにーー。そのため、Xでは怒りの声が続々とこう上がっている。

《大谷さんが怪我で手術の時に…》 《大谷手術で大変な時にこんなんお前ほんま…》 《なんか今まで見てきた献身的な一平さんが全て嘘に見えてくる。悲しすぎる》 《payまじクズやん 9月の手術の時も当たり前のように、大谷くんが汗水流して稼いだ金窃盗してマジクソ》 《大谷選手が苦しい時に、平気で嘘をついてお金を騙し取るその人間性が信じられない。酷すぎます》