京都府亀岡市畑野町の旧畑野小学校で5月6日、スズメバチを捕獲できるわなをペットボトルで仕上げる講座が開かれた。今の季節に飛び回る女王バチを巣作りの前に捕まえてしまうことで、働きバチの大量発生を防ぐ対策を住民ら約70人が学んだ。

 3月で閉校した同小学校の活用を図り、住民有志で催す「畑野町プロジェクト」の2回目。山間部の同町はハチが多く、巣の除去などの対策に注力している地元の文字泰男さん(70)が教えた。

 参加者はペットボトルの側面にはさみで切り込みを入れ、返しが付いた穴を2カ所に開けた。その中に日本酒とブドウジュース、酢、砂糖を混ぜた液を入れ、完成させた。

 甘酸っぱい匂いに誘われてハチが入るが、外に出ることはできない。文字さんは「半日で数匹は捕まる。樹液を求めてハチが集まる広葉樹の近くにつるして」と助言した。

 体験した女性(75)は「軒先に巣ができたり、家の中にハチが侵入したりして例年困っている。怖いので、わなで早めに対策をしたい」と話した。