2024年5月19日、名古屋市中区の若宮広場、矢場公園などで、コスプレイベント「ホココス2024 〜南大津通歩行者天国COSPLAY〜」が開催。コロナ禍の影響で長らく中止・延期となっていた同イベントが5年ぶりに実施されるということで、当日は東海地方はもちろん、全国各地から大勢のコスプレファンが集結。あいにくの雨天ではあったものの、開催エリアは終日、大盛り上がりとなった。本稿では、そんな「ホココス2024」の盛況ぶりを、取材・撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真と合わせて紹介する。

ちなみにコスプレイベントといえば、レイヤー陣の衣装を通して、その時期の旬なアニメや映画、コミック、ゲームなどを分析できる点も、参加するうえでの楽しみの一つ。

この度の「ホココス2024」には、「この素晴らしい世界に祝福を!」のめぐみんをはじめ、「デート・ア・ライブ」「ダンジョン飯」「鬼滅の刃」「僕のヒーローアカデミア」といった、現在放送中のテレビアニメのキャラクターたち(に扮したコスプレイヤー)が続々と集結。

さらに、公開中の映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』や、Netflixで実写版が配信中の「シティーハンター」など、話題作のキャラに扮するコスプレ参加者も多く、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていた。

ちなみに当日は、前述のとおりあいにくの雨天となってしまったため、いちばんの目玉である南大津歩行者天国が使用不可に…。それでも各所に設けられたコスプレエリアには、「ONE PIECE」や「BLEACH」「炎炎の消防隊」「葬送のフリーレン」「オーバーロード」「魔法少女にあこがれて」など、人気アニメのキャラに扮したグループが駆けつけ、大人数での“併せ”を楽しんでいる姿が見られた。

こうして大盛況のうちに終了した「ホココス2024」以降も、コスプレが楽しめる大型イベントは全国で続々開催予定。少し先になるが、7月、8月には「ワンダーフェスティバル2024[夏]」(7月28日に千葉・幕張メッセで開催)、「世界コスプレサミット2024」(8月2日〜4日に名古屋・オアシス21などで開催)、「コミックマーケット104」(8月11日、12日、東京ビッグサイトで開催)なども控えている。

はたしてこれらの会場では、どのような作品のコスプレに人気が集中するのか?そうした点にも注意しながら、最新のアニメ、映画、コミック、ゲームなどをチェックしておき、会場で答え合わせをするのもおもしろそうだ!

取材・文/ソムタム田井