先の衆院長崎3区補選で当選した立憲民主党の山田勝彦議員が7日、当選後、初めて国会に登院した。補選に至った経緯を振り返り「何としても裏金・金権政治を終わらせる」と決意を新たにした。
 山田議員はこの日午前、衆院の玄関から院内に入り、登院ボタンを押した。その後、職員に新しい議員バッジを胸に付けてもらい、表情を引き締めた。
 同議員は衆院の比例代表から選挙区に転じ、通算2度目の当選。報道陣の取材に答え「3週間ぶりに国会に戻ったが、本当に新鮮な気持ち。今回は選挙区で県民の代表として働ける喜びがある」と語った。
 まず取り組む課題として、政治資金パーティーや企業・団体献金を禁止する法案をはじめ、離島航路の低料金化を島民以外も対象にする改正案の成立などに改めて言及。「真の政治改革を進めなければならない」と力を込めた。