ついにノアのジェイク・リー(35)と新日本プロレス・内藤哲也(41)の一騎打ちが実現する。

6日に日本武道館で行われた「ALL TOGETHER〜日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティー大会〜」をPPVで生中継したABEMAは7日、6月15日に札幌で開催される「ALL TOGETHER in SAPPORO〜能登半島復興支援チャリティー大会〜(以下ALL TOGETHERきたえーる大会)」を再び「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生中継すると発表した。

同大会視聴チケットは6日から販売開始されているが、対戦カード第1弾としてジェイク対内藤が発表された。日本国内に加えて、アメリカ、韓国、タイ、フィリピンでも「ABEMA Live」で独占配信されることも決まった。

内藤を標的に選んだジェイクはまず4月23日の新日本プロレス後楽園大会に乱入。同27日広島大会では悪役ユニットBC WAR DOGSと組み、イリミネーションマッチに出場。だが内藤との最後の1対1でリングから落とされ、敗北を喫した。

そしてジェイクは6日のALL TOGETHERでの6人タッグで再び内藤と対戦。FBS(フェイス・ブレイクショット)でとどめを刺し、内藤から3カウントを奪った。ただ内藤もこれで完全にジェイクのことが視野に入ったもようで、シングル戦ではこれまでとは違う、本当の内藤の強さが見られるはずだ。

「ALL TOGETHERきたえーる大会」は、6日の日本武道館大会に続き、プロレス業界団体による「日本プロレスリング連盟(United Japan Pro−wrestling=UJPW)」が行う、能登半島復興支援を目的としたプロレス興行。UJPWはプロレス事業の推進を通してスポーツおよび文化の発展に寄与し、プロレス業界の繁栄に貢献することを目的とする連合で、新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノア、DDT、ガンバレ☆プロレス、大日本プロレス、ドラゴンゲート、スターダム、東京女子プロレスの9団体が現在賛同団体として名を連ねている。

ABEMAは19日から「ALL TOGETHERきたえーる大会」を現地で観戦し、自宅でも映像で楽しめるPPV配信付きチケットの販売もスタートする。前回大会同様PPVチケットの売り上げの一部は令和6年能登半島地震で被災された方々の支援のため寄付されることも決定している。ABEMAは「被災された方々に心よりお見舞いを申し上げるとともに、皆さまの安全と、被災地の1日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます」との声明も発表している。