◆ロッテ―西武(6日、ZOZOマリン)

 西武の中村剛也内野手(40)がプロ野球47人目の通算350二塁打を放った。

 4点を追う4回1死、種市のフォークをすくい上げた打球は、中堅方向の風速10メートル以上の強風に流され、右翼手の角中が捕球できずに二塁打となった。攻撃終了後に記念ボードが渡されると四方に軽く一礼した。

 中村剛はプロ初出場した2003年9月28日の日本ハム戦の初回、プロ初打席でミラバルからプロ初安打を二塁打で記録した。今季は4月19日の楽天戦から出場5試合連続で二塁打を放ち、区切りの1本は今季7本目だった。