◆交流戦・ソフトバンク4軍2―1四国アイランドリーグplus香川(6日、タマスタ筑後)※8回制

 ソフトバンクのドミニカ共和国出身の育成2年目、ホセ・オスーナ外野手(17)が、3試合連続安打を放った。

 「3番右翼」でフル出場。4回無死一塁で直球を振り抜き、左翼への二塁打とした。これで、4月の3軍韓国遠征の最終戦から続く3試合連続安打。5日の四国アイランドリーグplus愛媛戦(タマスタ筑後)では自身初の猛打賞も経験し、好調を維持している。「韓国の時に体が開いていたので修正した」という。

 調子が悪い時などには他の選手の動画を見て勉強していることも生きている。特に参考にしているのは、いとこで2020年に米大リーグのナ・リーグで本塁打と打点の2冠に輝いたマルセル・オズナ(ブレーブス)やメジャー屈指の強打者、ファン・ソト(ヤンキース)。日本選手ではチームメートの山川穂高と近藤健介だという。「4人ともホームランバッター。(僕は)ホームランバッターになりたいのでチェックしている」と目を輝かせる。

 この日は、4回に出塁して三塁まで進塁した際、犠飛で生還を試みたがタッチアップのスタートが早すぎてアウトになってしまった。「風が強かったのでボールを捕る位置を予想してスタートしたけど(予想より)前で捕球されたので間違えてしまった」と反省した。

 それでも伸び盛りの17歳。「引き続きしっかりやるべきことをやって、ヒットだけでなく、出塁率を意識してやっていく」と強調した。(浜口妙華)