ラグビー・NTTリーグワン2部の九州(九州電力)は9日、SOフィル・バーリー(37)とフッカーの大塚憂也(29)が今季限りで退団すると発表した。チームによると、2人とも引退する。

 ニュージーランド出身で元スコットランド代表のバーリーは、2019年に入団。5季目の今季は順位決定戦を含めた公式戦8試合に出場し、3トライした。バーリーはチームを通じて「人生の新たなチャレンジをするときが来ました。プロとして最後の瞬間を素晴らしいグループと一緒にシェアできたことは、大切にしていきたいと思います」とコメントした。

 東海大仰星高(現・東海大大阪仰星高)出身の大塚は1部の相模原から今季加入し、公式戦7試合に出場。「短い間ではありましたが、歴史あるチームでプレーできたことを誇りに思います」と語った。