◆イースタン・リーグ ロッテ5―0日本ハム(22日、ロッテ浦和)

 背番号122の元エースが支配下復帰へ、3イニングを被安打1、奪三振4で無失点に抑えた。

 ロッテ2番手として6回からマウンドに上がったのは石川歩。かつて新人王(14年)や最優秀防御率(16年)に輝いたプロ11年目右腕は、昨季右肩痛に悩み自身初の1軍登板なし。オフに右肩の手術を受け、育成契約を結んでいた。

 石川は抜群の制球力で打者10人に対し被安打1で無失点。8回には3者連続三振もマークした。石川はこれで今季5試合に登板し、10イニングを投げ防御率0.00となっている。

 8回、日本ハム今川優馬から、この日最速147キロのストレートで見逃し三振を奪った様子を「イージースポーツ」がX(旧ツイッター)で公開。SNS上では「支配下復帰だな」「147キロ出てる!」「夏場の救世主になりそうやな」「順調に復活してきてて涙出る」「マリンで待ってるぜ」などのコメントが寄せられた。