西武は26日、成績不振の責任を取り松井稼頭央監督(48)が休養すると発表した。28日の中日との交流戦初戦から渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM=58)が監督代行を兼務することも併せて発表。松井監督は連勝を飾ったオリックス戦後に、球団からの休養発表を受けて、あらためて報道陣の取材に対応した。
主な一問一答は次の通り。
―今回の決断を意識し始めたのは。
「意識はないですよ。そういうつもりで、もちろんやっていないですし。こういう結果なんで。受け入れている。そういう思いを持って、監督をお受けさせていただいたわけですから」
―戦力的に厳しい部分もあった。
「それは、それですね。現状の中で、どうマネジメントしていくかというところも含めてそうですし。若い選手は少しずつ成長してきているので。非常にこれから楽しみなのかなっていう思いもあります」
―2軍監督時代から育ててきた選手もたくさんいる。
「まずは球団に感謝してます。こういう位置でもファンの方には熱い声援をしていただいた。期待に応えられなかったことは申し訳ない。ファームには若い選手もいますけど、これからの選手もいる。もちろん頑張ってほしい。しっかりと見ときたいなと思います」
―監督業の難しさはどう感じた。
「もちろん勝ち負けは監督。勝ちながら若い選手を育てるっていうのも含めてね。その中で自分が結果を出せなかった」
―試合後にナインに話したことは。
「勝ちに結びつけることができなくて、そこは申し訳ない、と。一緒にやれて、もちろん、もっとやりたかったですしね。結果の世界なので。残りも含めて、頑張ってほしいということは伝えました」
―志半ばでの部分もある。
「もう結果としてこう出ているわけですからね。その思いを持って受けさせていただいているんで。もちろんね、もっとできたとか、いろいろあると思われるかも分かりませんけど、そん時そん時の自分の中ではベストを尽くしてきましたから」