アジア最強クラブを決めるAFCアジアチャンピオンズリーグ。

日本時間26日に横浜F・マリノス対アル・アイン(UAE)の2ndレグが行われる。1stレグはホームのマリノスが2-1で勝利しており、アジア王者に王手をかけた。

『aletihad』や『sports.asharq』によれば、アル・アインを率いるエルナン・クレスポ監督は、運命の2ndレグに向けてこう述べていたそう。

「相手は良い相手なので、(自分たちの努力を)100%出す必要がある。我々にはファンが必要だ。ピッチ上でこの決勝を“地獄”にしてほしい。この栄光を達成するために熱意を持って戦う必要がある。

このタイトルがクラブにとっていかに重要かを理解している。クラブ史上最も重要な試合とは言わないまでも、最も重要な3つのひとつだ。自分たちには素晴らしいチャンスがあると信じている。そして大きな責任があるが、自分たちにはできる。

多くの人が我々がここまで来ることを期待していなかったが、我々は今ここにいる。それを信じて決勝戦に勝つために全力を尽くすつもりだ。コントロールできるのは自分たち自身であり、自分たちのアイデンティティを守ろうとすること、自分たちのスタイルでプレーすること、激しくプレーして攻撃しようとすることだ。 次は何が起こるか、それがフットボールだ。

彼ら(マリノス)がここに存在するということは、彼らが強いチームであり、いい選手が揃っていることを意味しており、それを理解していないと困難に直面しうる。

試合中、我々は彼らにミスをさせるようにプレッシャーをかけ、自分たちのプレーを守ろうと努める。我々は素晴らしい競争相手と対戦しているので困難に直面するかもしれないがトライする。目標を達成するために最善を尽くす」

ホームスタジアムを“地獄”のような雰囲気にしてくれるようにファンたちに呼びかけつつ、マリノスは質が高い選手たちが揃っているので、ミスを誘う必要があるとも述べていたようだ。

試合は現地8時にキックオフされるが、気温は40度ほどになると予想されているとか。

ただ、33歳のFWバンダル・ムハンマド・アル・アハバービーは、「日本チームとは違い、我々は気象条件に慣れているので恩恵を受けるが、最終的にはそんなことは気にしない。彼らも全身全霊でくるだろうからね。結局、こういう決勝では、天候が助けになろうがなるまいが、そうするしかない(全力を尽くすしかない)」と語っていたとのこと。