週末の広島カープの試合から “ヒーロー” をお伝えします。10日(金)の試合からこの人たちでした。

広島カープ アドゥワ誠 投手 矢野雅哉 選手 石原貴規 選手

RCC

アドゥワ誠 投手
― ホームでは初勝利。
「よかったです」

― 先制こそ許したが、フライアウトが非常に多い。内容を振り返って…
「そうですね。試合前に(石原)貴規さんが『俺のサインに首振らずに投げたら抑えられる』と言われたので、しっかり、はい、首振らずに投げました。いつも先制点を取られているので、次はしっかり先制点を取られないように投げたいと思います」

RCC

矢野雅哉 選手
― 同点タイムリー、猛打賞。9回3アウトですばらしいプレーも。
「ありがとうございます」

― 同点タイムリーの場面を振り返って。
「まっすぐを張っていたんですけど、詰まってしまって、『落ちたな』みたいな…。最近、なかなか足を引っ張ったので、きょうは打ててよかったです」

― 9回、2アウトの場面で非常に難しい打球が飛んだ。
「ふつうです」

RCC

石原貴規 選手
― 今季初スタメン、どんなリードを心がけた?
「(アドゥワ投手が)『首振らないでくれ』って言ったのは、言ってないんですけど、アドがしっかり投げてくれたので、勝ててよかったです」

― 打っても第1打席、もう少しでホームランというすばらしい当たり。
「打ててよかったです」

RCC

  ◇  ◇  ◇

青山高治 キャスター
いいタイミングで帽子を取りましたね。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
3人が息ぴったりでしたね。

青山高治 キャスター
若手のこの3人のヒーローインタビューっていうのはいいですね。

RCC

天谷宗一郎 さん
そうですね。今週も “いじり” はありましたけれども、実際、アドゥワ投手、そんなに首を振っていないと思うんですよね。やっぱり石原選手のことをしっかりと信頼していたと思いますし。

あと、矢野選手、守備の方ではめちゃくちゃ声を張っていましたけど、バッティングの方でももっと声を張れるようにがんばってほしいなと思います。

青山高治 キャスター
(笑)でも、三者三様の個性が出た、そんなヒーローインタビューでした。

田村友里 キャスター
では、ヒーローダービーです。ヒーローインタビューの回数を数えているんですが、今回、金曜日はまず矢野選手、そして石原選手が今シーズン初めてです。アドゥワ投手が3回目になります。

RCC
RCC

ヒーローダービー(広島カープ)
アドゥワ誠 3
床田寛樹 1
塹江敦哉 1
益田武尚 1
森下暢仁 3
島内颯太郎 1
大瀬良大地 1

秋山翔吾 2
野間峻祥 1
矢野雅哉 2
松山竜平 2
田村俊介 1
坂倉将吾 1
宇草孔基 2
石原貴規 1

数えるとアドゥワ投手と 森下暢仁 投手の “3ヒーロー” が今、最多ということになります。

天谷宗一郎 さん
野手は混戦なわけですね。誰が抜け出すか…

青山高治 キャスター
でも、金土日、たとえばマツダスタジアムで3連勝してヒーローインタビューが1日3人いたら一気に9枚貼ることになるんですかね…

天谷宗一郎 さん
そうなったらわれわれもいっしょに貼るのを手伝いましょう。

田村友里 キャスター
3人でやりまよう。

青山高治 キャスター
そうなってくると、ヒーローダービーの行方も楽しみになってきます。