シンガポール航空の英ロンドン発シンガポール行き旅客機が21日、飛行中に激しい乱気流に巻き込まれ、73歳の乗客1人が死亡、数十人が負傷したことに関連し、中国のセルフメディア「意烩」は26日、世界で乱気流が多かった飛行ルートトップ10について紹介する記事を配信した。

乱気流予測ウェブサイトのTurbliが2023年の計15万の飛行記録を分析してランク付けしたもので、平均乱気流が最も大きかったのは、チリのサンティアゴとボリビアのサンタクルスを結ぶルートで、平均EDR(乱気流の強さを0〜100の範囲で示した指標)は17.568だった。

世界で乱気流が多かった飛行ルートトップ10と平均EDRは次の通り。

1 サンティアゴ(SCL)〜サンタクルス(VVI) 17.568

2 アルマトイ(ALA)〜ビシュケク(FRU) 17.457

3 蘭州(LHW)〜成都(CTU) 16.75

4 セントレア(NGO)〜仙台(SDJ) 16.579

5 ミラノ(MXP)〜ジュネーブ(GVA) 16.398

6 蘭州(LHW)〜咸陽(XIY) 16.337

7 大阪(KIX)〜仙台(SDJ) 16.307

8 咸陽(XIY)〜成都(CTU) 16.25

9 咸陽(XIY)〜重慶(CKG) 16.041

10 ミラノ(MXP)〜チューリヒ(ZRH) 16.016

(翻訳・編集/柳川)