2024年5月30日、日本のアニメ「ブルーロック」より、描き下ろしイラスト「NEONチャイナver.」が使用された各種グッズが登場し、中国のファンから賛否両論が相次いだ。

「ブルーロック」は金城宗幸氏原作、ノ村優介氏作画による漫画が原作。日本フットボール連合の「青い監獄(ブルーロック)プロジェクト」の強化指定選手に選ばれた主人公・潔世一(いさぎよいち)が、世界一のストライカーを目指し奮闘するサッカー漫画だ。

同作品の描き下ろしイラスト「NEONチャイナver.」では、登場キャラクター7人がオリジナルチャイナ衣装を身にまとった姿が描かれ、中国風に仕上げられている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で440万人以上のフォロワーを持つアニメ情報アカウントがこのイラストを紹介すると、「結構いい」「御影玲王(みかげれお)の短い三つ編みがかわいいね」「蜂楽廻(ばちらめぐる)のノースリーブ姿がいい」「中国と西洋を融合したサイバー風のファッションが素晴らしい!御影玲王のタッセルイヤリング、短い三つ編みとノースリーブ…。イラストレーターさん、あなたは私を理解している!」などと好評的なコメントが寄せられた。

その一方で、「もう中国風を描くのは諦めて」「なぜか中国風になるといつも奇妙に描かれる」「中国風に対してどんな誤解があるのだろう?」「なぜ上半身がチャイナ服で下半身はジャージなの?」「日本人にとっての中国風ってどうしていつもこうなるんだろう」「なぜ日本のアニメで描かれる中国風のイラストはいつも清朝時代の特徴に偏っているの?私は古代中国の漢服が見たい」など、辛口な意見も多く寄せられた。(翻訳・編集/岩田)