David Shepardson

[ワシントン 12日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は12日、米アルファベット傘下の自動運転車部門ウェイモの無人タクシーの調査で、同社に追加の詳細情報を求めると発表した。

NHTSAは5月、同社の無人タクシーが交通安全法に違反する可能性のある運転行動のほか、17件の衝突を含む、その他の予期せぬ行動を示したとする22件の報告を受け調査を開始した。

報告にはゲートやチェーンなどの静止物や半静止物との衝突、駐車車両との衝突などの事例などが含まれている。

NHTSAは、いくつかの事例は「有能なドライバーであれば回避できるはずのはっきりと目に見える物体との衝突だった」と指摘した。

ウェイモは8月6日までに、無人タクシーの公道走行に関する包括的な詳細を含む、一連の具体的な質問に回答することになっている。

ウェイモのコメントは得られていない。同社は今月これまでに「数千マイルにおよぶ自律走行での実績と安全記録に誇りを持っている」との見解を示している。