新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行し、8日で1年が経過した。県内の街頭にはマスクを外した人の姿が多く見られる一方で、着用を続ける人の姿も。学校現場では「前向き給食」を対面給食に戻す動きと継続とで対応が分かれ、福祉施設では感染再拡大への警戒が続いている。戻って久しい日常の傍らで、感染対策が定着したコロナ禍の名残がさまざまな場所で見受けられる。