辛口ご意見番が退団勧告だ。

 現地時間5月6日に開催されたプレミアリーグ第36節で、マンチェスター・ユナイテッドはクリスタル・パレスと敵地で対戦。開始12分での被弾を皮切りに失点を重ね、0−4で惨敗した。

 リーグ戦10試合でわずか2勝と、非常に厳しい状態にあるユナイテッドにおいて、リバプールのレジェンドOBジェイミー・キャラガー氏は、カゼミーロを集中攻撃。現地メディア『talkSPORT』によれば、緩慢な守備で失点に絡んだブラジル代表を次のように酷評した。

「カゼミーロは経験豊富な選手として、トップレベルでの戦いはあと数試合しか残っていない事実を今夜知るはずだ。自分はMLSかサウジアラビアに行くべきだと考えるに違いない。私はいたって真面目だよ。代理人も周辺の人物も彼にこう言うべきだ。『ここが潮時だ』ってね。

 私は、チャンピオンズリーグで優勝し、ブラジルやレアル・マドリーでプレーしたあの男のレベルには到底及ばない。でもいつも覚えている言葉がある。『フットボールが自分を離れる前に、自分からフットボールを離れろ』だ。フットボールは彼から離れた。トップレベルにおいてはね。彼はこのレベルのフットボールに終止符を打ち、移籍する必要がある」
【動画】あまりに守備が軽い…問題しかないパレス戦の失点シーン
 セレソンで75キャップを誇る32歳は、2022年夏にレアル・マドリーから加入。ユナイテッドとの契約がまだ2年残っているが、キャラガー氏は早急な決断が必要だと主張する。

「彼らは何らかの取引をするべきだ。このレベルの選手にこんな経験をさせるべきではない。クリスタル・パレスに笑われるようなパフォーマンスを見せるには、あまりにも良い選手だ。パレスには悪いが、マンチェスター・シティやレアル・マドリーと戦っているわけではない。あのレベルの男は、今のような経験をすべきではない。終わらせる必要がある」

 これ以上赤っ恥はかくな――。晩節を汚さぬためにも、欧州のトップリーグから離れるべきだと、35歳で引退したご意見番は考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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