元日本代表MFの前園真聖氏が5月24日、自身のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に最新コンテンツを投稿。鹿児島実高時代の“コンプレックス”を明かした。
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 ともに1973年生まれの元日本代表FWの小倉隆史氏、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)や世代別代表で共闘した山口貴之氏と高校生の頃を語り合うなかで、前園氏は当時を次のように回想した。

「前園少年、コンプレックスの塊だったので。丸刈りで、やっているサッカーも、何か『蹴って走って頑張ります』みたいなのが、すごく嫌だった」
 
 小倉氏の四日市中央工高や、山口氏が所属していたV川崎ユース、帝京高、市立船橋高、習志野高とは「サッカーが違ったから。ヴェルディは特にそうだけど」と振り返る。

「自分はそういうサッカーをやりたかった。しっかりボールをつないでとか。でも、そういうサッカーをやっていない自分たちの、一生懸命に頑張って走っているのが嫌だった」

 コンプレックスがずっとあった。「泥臭さ。『抜け出したい。このサッカーから』と。それは、ずっと思っていた」という前園氏は、プロ入り後に稀代のドリブラーとして活躍した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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