元日本代表FWの大津祐樹氏が、鈴木啓太氏のYouTubeに出演。若き日のマルコ・ロイスについて語った。

 大津氏は成立学園高を卒業後の2008年に柏レイソルでプロキャリアをスタート。その後、11年7月にドイツ1部のボルシアMGに移籍し、同学年のマルコ・ロイスとポジション争いをすることになった。

 まだ有望な若手選手の一人だったロイスを見て「とんでもないレベル。こんなやついるんだ」と感じたという大津氏は、その凄さをこう振り返る。

「ボールを持ちながら何でもできるし、スピードも速いし、テクニックあるし、点も決められちゃう。アシストもできちゃう」
【動画】大津祐樹がドイツ挑戦を振り返る!
 鈴木氏に、自身との一番の違いを問われると、以下のように答えた。

「トップスピードで、何かができる。ボールの勢いを殺さずにプレーできる。ドリブルで運ぶにしろ、得点に結びつけるにしろ、殺さずにプレーできるというのがすごく印象的だった。あとは、自分でシュートを打つべきなのか、パスすべきなのかの判断、相手の逆を取るのも上手い。勝っているところがない」

 自身は海外挑戦でリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドのような選手になるつもりだったが、「その前にとんでもない化け物がいた。このレベル感なんだ、みたいな」と回想した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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