2024明治安田J1リーグ第10節が27日に行われ、ヴィッセル神戸と京都サンガF.C.が対戦した。


 今季初めて連勝中の神戸が、6試合勝利がない京都をホームに迎えての一戦。押し込む時間が続く神戸は前半アディショナルタイム1分、ロングスローの流れから大迫勇也が押し込んでゴールネットを揺らすが、VARの結果、オフサイドの判定で得点は取り消される。しかし、さらに主審によるオンフィールドレビューが行われ、京都側のハンドがあったとして、神戸にPKが与えられる。大迫がキッカーを務めたものの、ゴール右下を狙ったシュートは相手GKク・ソンユンに防がれてしまう。試合はスコアレスで折り返す。


 試合の均衡が破れたのは55分、京都がセットプレーで先制に成功する。松田天馬がアウトスイングの右コーナーキックを供給し、原大智が相手のマークをものともせずに頭で合わせて押し込んだ。京都はリーグ戦5試合ぶりの得点となった。


 その後も追いかける展開となった神戸が猛攻を仕掛けるものの、京都は最後まで足を止めずに1点を死守。神戸は3試合ぶり黒星、京都は7試合ぶり今季2勝目となった。次節は5月3日に行われ、神戸は敵地で名古屋グランパス、京都は敵地でFC東京と対戦する。


【スコア】

ヴィッセル神戸 0−1 京都サンガF.C.


【得点者】

0−1 55分 原大智(京都)



【ゴール動画】京都、原大智の先制弾を死守して7試合ぶり白星!