モナコは25日、主将を務める元フランス代表FWウィサム・ベン・イェデルが今シーズン限りで退団することを発表した。


 現在33歳のベン・イェデルはトゥールーズ、セビージャでのプレーを経て、2019年8月にモナコに加入した。在籍5シーズンでは通算201試合出場で118ゴール34アシストを記録し、元アルゼンチン代表FWデリオ・オニス氏(223ゴール)に次いでクラブ歴代2位の得点数を挙げている。


 今シーズンも公式戦34試合出場で20ゴール2アシストを記録して、2位に終わったチームに大きく貢献を果たしていたが、現行契約が満了を迎える2024年6月30日限りでチームを離れることが決まった。


 ベン・イェデルの退団が決定したことを受け、モナコのCEOを務めるチアゴ・スクロ氏はクラブ公式サイトで「ウィサムが素晴らしいゲームセンスとゴールセンスを持った並外れたストライカーの資質を持っていることを誰もが知っている。彼が過去5シーズンにわたってピッチ上で成し遂げたことはクラブの歴史に残るだろう。私たちは彼の将来の幸運を祈っている」とコメントを発表している。