日本相撲協会は30日、大相撲夏場所(12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。

 付け出しデビューから所要6場所で新三役に昇進した大の里は茨城県阿見町の二所ノ関部屋で会見し「(番付の)名前が大きくなっているのを見て、三役に上がった実感が湧いた」と目を細めた。

 この日は初のまげ姿も披露し「これからだという気持ち。ようやくお相撲さんになれた」。初日から横綱、大関陣との対戦が確実で「序盤戦の5日間が勝負になる」と闘志を燃やした。

 会見の冒頭では飲酒問題に関して師匠の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)とともに謝罪した。