今年7月から所有権が宮城県から南三陸町に戻る震災遺構「防災対策庁舎」について、今後のあり方を考える意見交換会が14日夜、開かれました。

意見交換会には町民ら70人が出席しました。

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佐藤仁町長が防災対策庁舎の所有権を今年7月から、県から町に戻すことになった経緯を説明しました。

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町民からは「犠牲者の銘板を掲げるべき」や「維持管理費用をどうするのか」など意見が出されました。

防災対策庁舎で父親を亡くした人:
「震災を経験してない子たちも、遠慮なく意見できるような空気感が少しずつでもつくれたらいい」

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町では、今後も町民からの要望があれば引き続き意見を聞く機会を設けたいとしています。