フェリックス・オジェ アリアシム
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのATP世界ランキングが6日に更新され、前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で準優勝を果たしたF・オジェ アリアシム(カナダ)が15上げ20位に浮上した。オジェ アリアシムがトップ20を記録するのは昨年10月以来 約7ヵ月ぶりとなった。

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23歳のオジェ アリアシムはキャリア通算5つのシングルスタイトルを獲得しており、2022年11月に自己最高の6位を記録。トップ10の常連として2023年シーズン前半を過ごした。

しかし、昨シーズン後半から思うような勝ち星をあげられずにいると、11月に世界ランク22位に後退。今季はマッチ11勝10敗とし、一時36位にまで落ち込んだ。

それでもムチュア・マドリッド・オープンでは1回戦で西岡良仁、2回戦で第19シードのA・マナリノ(フランス)を撃破すると、3回戦はJ・メンシク(チェコ)が途中棄権し16強入り。4回戦では第5シードのC・ルード(ノルウェー)を下すと、準々決勝の第1シード J・シナー(イタリア)戦ではシナーが棄権し不戦勝で、準決勝の第30シード J・レヘチカ(チェコ)戦ではレヘチカが第1セット途中で棄権した。結果的に3試合で相手選手が棄権、もしくは途中棄権し、思わぬかたちでの決勝進出となった。

決勝戦、第1セットを先取したオジェ アリアシムだったが第2セットを接戦の末に落とすと、ファイナルセットでは序盤から両足が痙攣。それでも終盤まで食らいついたが2時間48分で力尽きた。スコアは6-4, 5-7, 5-7。

トップ20復帰となったオジェ アリアシムは今後、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に臨むこととなる。


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