マドリッドOPでのシナー
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク2位のJ・シナー(イタリア)が18日にSNSを更新。今月1日のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)準々決勝を負傷により棄権していたが、約2週間が経った今回クレーコートで練習する様子を公開した。

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22歳のシナーは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で自身初となる四大大会制覇を達成。その後は2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)と3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でも優勝を果たした。

今月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では大会初の8強入りを果たすも準々決勝を前に負傷により棄権。SNSで「今週は臀部が痛くて、徐々に痛みが増してきた」と理由と負傷箇所を明かしていた。

さらに現在行われているBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)への出場も叶わず。母国大会を欠場することに「自分自身や多くのファンを傷つけることになっても、受け入れなければならない。100パーセント治っていなければ、少し休まないとね。体のケアが何よりもずっと大切なことだよ」とコメント。

続けて26日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)については「できるだけ早く100パーセントの状態に戻り、パリ(全仏オープン)、そしてウィンブルドンと、残りの全ての大会に出場したい。焦らず、ゆっくり時間をかけるけど、すぐにでも復帰できるようにしたい」と明かしていた。

そして今回、負傷後では初めてクレーコートで練習する様子を公開。写真2枚と共に全仏オープンへ向け調整していることを意味するような絵文字を投稿した。

シナーは全仏オープンの結果次第では大会後の世界ランキング更新でイタリア人男子として史上初の1位に就く可能性がある。ただし、現世界ランク1位で昨年王者であるN・ジョコビッチ(セルビア)の結果も影響することとなる。


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