高橋文哉が、5月25日に都内で開催された映画「からかい上手の高木さん」(5月31日[金]公開)中学生限定試写会に、永野芽郁とサプライズ登壇した。

■映画「からかい上手の高木さん」

映画「からかい上手の高木さん」は、山本崇一朗によるシリーズ累計1200万部突破の同名人気コミックを実写映画化したもので、10年越しの淡く、ピュアで、愛おしい初恋を描いたもの。とある島の中学校で、隣の席になった女の子・高木さん(月島琉衣)に、何かとからかわれている男の子・西片(黒川想矢)。2人はかけがえのない毎日を送っていたが、ある日離れ離れになってしまう。それから10年後、母校で体育教師として奮闘する西片(高橋)の前に、高木さん(永野)が教育実習生として現れるというストーリー。

■永野芽郁と高橋文哉が中学生時代を回顧

トークセッションでは、2人が中学生時代を回顧。高橋は「僕はアクティブでした。“部活、部活、部活、睡眠、部活”みたいな(笑)。バレーボール部で、朝8時からホームルームがあったら、7時に行って練習して、授業受けて、放課後すぐに練習して、土日も練習、練習、練習…。で、昼休みは、みんなで校庭でサッカーしていました」と振り返った。

また、好きな科目について「国語です」と明かし、「漢字が大好きで、クラスメートの名前とか目に見えた漢字をノートに何回も書くっていう趣味というか、傾向があって。国語の授業だと、板書をしていなくても、ノートに漢字を書いていたら『あいつやっているな』って思ってもらえるので」と独特な理由を打ち明け、会場をざわつかせた。

一方、苦手な科目については「思いつかない。僕、頭悪いんですよ(苦笑)。だから、一律で、特別苦手も特別得意もないんです。国語は授業中に漢字をいっぱい書かせてくれるから好きなだけで、得意ではないんです」と語り、笑いを誘った。

■永野芽郁と高橋文哉が中学生の悩みにアドバイス

そんな中、会場の中学生からの寄せられた悩みに2人がアドバイスするお悩み相談を実施。

「気になっている人に近づくにはどうしたらいいか」という悩みでは、高橋が「“気になる人”とかとは別なんですけど、僕は共演者の人と仲良くなるためにしていることがあって、相手が一番好きな趣味を自分の趣味として語れるくらい頑張ってみる、という」とアドバイス。

すると、永野が「え!?私の時しなかったよね。それ!」と突っ込み、高橋は慌てて「趣味なんでしたっけ?趣味!」と尋ねる。永野は「趣味はいっぱいありますよ。運転とか楽器とか。ていうか、初めて趣味聞かれましたもん!」と怒り心頭の様子を見せつつ、「はい、うそつきだってばれちゃった〜」と高橋をからかう。高橋は「みんなにやるというよりは…。難しいな…(苦笑)」としどろもどろになりつつたじたじとなり、演じた役そのままの関係性を披露して、中学生たちを喜ばせた。

◆取材・文=原田健