巨人は6日の中日戦(バンテリン)に0―2で敗戦。阿部慎之助監督(45)は遠征先の試合直後では初となる〝大ナタ〟を振るった。

 打線が5安打無得点と沈黙すると先発・横川凱投手(23)も4回2失点。投打ともに振るわず、勝率が5割に戻った。試合後、指揮官は遠征初戦にも関わらず計6選手の入れ替えを決定した。

 横川に加えて「左膝違和感」が再発した梶谷隆幸外野手(35)、中山礼都内野手(22)の3人が二軍落ち。代わりに平内龍太投手(25)、泉口友汰内野手(24)、秋広優人内野手(21)が昇格する。

 阿部監督は「ゴールデンウイークも今日で終わりです」とアキれ顔で話すと、3選手の降格を発表。横川については「キャッチャーからしたら、今日は配球にならないですよね。初球、ほぼボール。バッターに対してね。だからファームに行ってもらいます。先発って、それくらい責任があるので」と理由を説明した。